台湾メディアの自由時報は8月31日、台湾の正直すぎる案内が日本人から称賛されていることを伝えた。
記事は、「台湾はフルーツ王国として世界的に有名で、多くの外国人観光客は台湾に来ると市場や果物店を訪れてさまざまなフルーツを楽しんでいる」とした上で、このほど日本のX(旧ツイッター)に投稿された写真が話題になっていることを伝えた。
それによると、8月28日に台湾を訪れたという同ユーザーは台南市中西区のある果物店を通りかかった際に、店頭で見かけたブラックボードの写真を投稿。そこには、カットパイナップルの販売を一時停止していることを表す中国語とともに、日本語で「パイナップルは今、おいしくありません」と書かれていた。
同ユーザーは「正直なんだか、なんなんだ」と投稿し、他のユーザーからは「正直者ですね」「誠実なんですよきっと」「すごく良心的ですね」といった声が上がった。
なお、この投稿は台湾の有名フェイスブックグループでも紹介されているといい、台湾のネットユーザーからは「甘くないパイナップルを売っちゃうと批判されるから」「台南人:甘さの足りねえパイナップルは切らねえよ」「台南人の『甘い』の基準は高いからなあ」「これがわれわれ開山里(店がある地域)の人間のこだわりだよ」といったコメントが寄せられていたという。(翻訳・編集/北田)
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— ふりっぱあ(ぺんぎん万屋) (@whiteflipper) August 29, 2025