中国工業情報化部装備工業一司の王衛明司長は国務院報道弁公室が9月9日午後に開いた政策ブリーフィングで、「現在、中国のスポーツ用品メーカーは6万3000社を超え、スポーツ用品産業の生産高は2015年の1兆1200億元(約23兆円)から2024年には1兆5000億元(約31兆円)を上回り、34%増加した。上場企業のうち、8社は年商100億元(約2070億円)を超えている」と明らかにしました。
現在、中国のスポーツ用品メーカーの生産体系は徐々に完備され、氷上・雪上用品および部品、その他の特定スポーツ用品および部品、フィットネス器具、スポーツウェアとシューズ・帽子、アウトドアスポーツ用品、スポーツリハビリテーション器材、スポーツ用スマート・ウェアラブル機器、競技施設用設備など21種類の製品体系が形成されています。
競技スポーツでは、ボブスレー、旅客用ロープウェイなどの製品が冬季オリンピックに登場し、ショートトラックのスピードスケートウェア、スキー板などの製品が冬季アジア大会でも使用されました。また、重量挙げ機器、マウンテンバイク、卓球関連のシリーズ製品、スポーツウェアとスニーカー、柔道競技場施設などの製品は夏季オリンピックの定番となっています。
一般向けスポーツでは、先進的でコストパフォーマンスに優れた運動器具が次々に開発されています。小型フィットネスセンター、スマートフィットネス設備などはコミュニティーや家庭にも浸透しています。
スポーツリハビリテーションでは、外骨格型リハビリ支援ロボット、クライオチャンバー(全身冷却療法カプセル)、衝撃波治療器などがスポーツによる疲労を和らげ、筋肉の疲労回復に役立っています。(提供/CRI)