中国の中央銀行である中国人民銀行とインドネシア中央銀行は9月11日、二国間の現地通貨取引(LCT)枠組みとQRコード相互接続協力プロジェクトを共同で開始しました。
中国とインドネシア両国の中央銀行総裁はLCT枠組みの正式な運用開始を共同発表しました。
また、中国とインドネシアの国境を越えたQRコード相互接続プロジェクトでは、双方向の試験運用が始まりました。このプロジェクトは2025年内の本格的な全面導入が予定されています。現地通貨決済の方式を採用することは双方の決済分野の協力における重要な進展です。
中国人民銀行の潘功勝総裁は、二国間の現地通貨による取引の枠組みの構築および国境を越えた決済のQRコード相互接続のプロジェクトを起動することは、中国とインドネシアの金融協力分野における重要な成果だと評価しました。
潘総裁は、両国が決済システムの相互接続、現地通貨の利用、金融市場の開放と連携、デジタル通貨などの分野での協力を引き続き深めていくことを提唱しました。(提供/CRI)