中国と中央アジア5カ国・西アジア・南アジアなどを結ぶ高速コンテナ直通列車の中亜班列は今年1~8月、前年同期比22.7%増の計9626本を運行し、同時期として過去最高を更新しました。また輸送した貨物は同31.1%増の75万1000TEUでした。
中国・ラオス鉄道やミドル回廊(ロシアを経由しないトランス・カスピ海国際輸送ルート)などのルート開通に伴い、中亜班列のカバー範囲は拡大し続け、今ではアジア11カ国の100を超える都市をつなぐようになりました。
また、内陸型国際物流拠点の北京国際陸港では、これまでに運行された中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車の中欧班列と中亜班列は累計13本に達し、輸送した貨物は約1300 TEU、貨物重量は1万トンを超え、貨物価値は約2億元(約41億円)に上り、北京・天津・河北地域で急成長する重要な国際物流ハブとなっています。(提供/CRI)