中国南部の広東省深セン市ではこのほど、週末と祝日に運行する「サイクリストに優しいバス」の専用路線が複数開通しました。固定路線と団体予約カスタマイズのモデルを採用し、サイクリストの地域を跨いだ移動に便宜を図っています。

深セン市では、多くのサイクリストが市内で人気のサイクリング道路を利用していますが、遠方へ行くには何時間もかかったり、軽トラックで自転車を運んだりしなければならず、不便で安全面の心配もあります。今月初めから、サイクリストに優しいバス路線が次々と開通し、サイクリストにはより便利な選択肢が増えました。

深セン市では目下、サイクリストに優しいバスの専用路線が5本運行されており、市内と大梅沙海水浴場、光明歓楽田園など人気の高いサイクリングコースとの間を結んでいます。バスには自転車専用スタンドやベルトなどの固定装置が装備されており、最大10台の自転車を置くことができます。

多人数の移動に対応するため、団体予約制も提供され、出発時間を調整したり、経由点を追加したりするなどカスタマイズが可能なため、サイクリストは自宅から目的地まで直行することができます。(提供/CRI)

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