華字メディアの中文導報はこのほど、8月の訪日外客数について紹介する記事を掲載した。
記事は、日本政府観光局(JNTO)が17日に公表した推計値によると、8月の訪日外客数は342万8000人で、前年同月比16.9%増だったと紹介した。
その上で、7月の推計343万7000人からは若干減少したものの、依然として「力強い勢い」を保っていると伝えた。
また、24年8月の293万3381人を49万人余り上回り、8月としての過去最多を更新するとともに、8月として初めて300万人を超え、24年2月から19カ月連続でその月としての過去最多が続いていることも紹介した。
記事は、8月として過去最多を更新したことの「けん引役」となったのが、円安や夏休みシーズンに伴う旅行需要の高まりだとし、国・地域別では中国が前年同月比36.5%増の101万8600人で最も多く、単月として新型コロナウイルス禍後初めて100万人を上回ったこと、日本で7月に大災害が起きるという「うわさ」で減少していた韓国は増加に転じ、香港も減少率が縮小したことにも触れた。国・地域で2位は韓国で同8.0%増の66万900人、3位は台湾で同10.0%増の62万700人、4位は香港で同8.3%減の22万6100人、5位は米国で同11.7%増の19万4500人だった。(翻訳・編集/柳川)