2025年9月18日、韓国・イーデイリーによると、旭日旗を貼り付けた状態で公道を走行し物議を醸した「旭日旗ベンツ」がまたも目撃された。

慶尚北(キョンサンプク)道・金泉(キムチョン)で旭日旗ベンツを見たという目撃談が18日にSNSに投稿された。写真には、たくさんの旭日旗が貼られたベンツが写っており、車内に米トランプ大統領のスローガン「MAGA(MAKE AMERICA GREAT AGAIN、米国を再び偉大に)」の文字が書かれた帽子も置かれているのが分かる。

この「旭日旗ベンツ」は2023年5月に初めて目撃された。仁川市内の路上や洗車場、高速道路などでも目撃されている。全て同一の車両と思われるという。

記事は「旭日旗は日本が第二次世界大戦中に使用した軍旗で、日本の国軍主義を象徴する」「太平洋戦争などアジア各国を侵略した際、陸軍と海軍が軍旗として使用した」と説明している。

ソウル市の場合、「日本帝国主義の象徴物の使用制限に関する条例」で、旭日旗など「帝国主義を象徴する軍旗や造形物、またはこれを連想させる目的で使用されたその他の象徴物」を公共の場で展示したり販売することを禁じている。ただ、条例のため法的拘束力は弱い。昨年は国会で「旭日旗使用処罰法」が発議されている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「これだけ旭日旗を貼りまくってる車の持ち主は顔を出したらどうだよ」「こういうやつは日本に送り出して再入国できないようにすべき」「二度と韓国の地を踏めないようにしてほしい」「日本に追放しろ。こんなのは表現の自由ではない」「こういうのは日本人も引くだろうな」「こういう人間がもう出てこないように法制化しよう」など、怒りの声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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