中国・山西省運城市河津市の化学工場で21日に爆発が発生した。
中国メディアによると、爆発があったのは同日午後2時17分ごろ、山西豪侖科有限公司の敷地内。
周辺の商店の関係者は「大きな爆発音の後に空中に大量の煙やほこりが立ちのぼり、近隣の建物がはっきりと分かるほど揺れた」と振り返った。地元民が撮影した映像には、鉄筋コンクリートの建物の1階部分が大きく変形している様子や、付近に駐車してあった複数の自動車が倒壊した建物のがれきなどに押しつぶされている様子が映っていた。
報道によると、同社の設立は2017年で、主に化学原料や化学製品の製造を行っていた。今月19日には「ジオキサジンバイオレットの硝化による製造方法」と題する発明特許を公開したばかりだった。(翻訳・編集/北田)