台湾メディア・聯合新聞網はこのほど、台湾の航空会社タイガーエアの日本路線の充実ぶりに対して日本のネットユーザーから驚きの声が出ていることを報じた。

記事は、タイガーエアが東京や大阪、名古屋、札幌といった人気都市だけなく、高知や大分、秋田、石垣島といった地方空港にも路線を拡大していると紹介。

7月に高雄―仙台路線が就航したことにより、就航する日本の空港は23カ所、台湾と日本の都市を結ぶ路線は31路線になったと伝えた。

その上で、日本のネットユーザーがタイガーエア便を利用して台湾を訪れた際、機内誌に掲載されていた路線図を見て日本路線の充実ぶりに驚き、SNS上で「路線図を見て吹き出した。日本航空に名前を変えてほしい」とつぶいたところ大きな話題となり、数多くの賛同が寄せられたと紹介。日本の地方都市間を移動するのに、台湾経由で乗り換えるのもアリかも」「日本の国内線より便利だ」「いっそパスポートを常に携帯しておくか」といったコメントが見られたとした。

また、この情報が台湾ネットユーザーの間でも議論を呼んだと伝え、「国際線を国内線のように飛ばしている航空会社だ」「台湾人の日本旅行への執着がいかに深いかが分かる」「韓国の日本路線よりも密集している」といったコメントが寄せられたことを紹介した。さらに、「いつも満席なのがすごい」「タイガーエアのおかげで夏休みや冬休みに子供を安く日本へ連れて行ける」「タイガーエアのせいで国内旅行に行かなくなった(笑)」など、その存在価値をユーモア混じりで評価するユーザーも見られたことを伝えた。

台湾のネットユーザーからはこのほか、タイガーエアの日本就航都市数がJALとANAに次いで3位で、日本の他の国内線航空会社よりも多いという情報が寄せられた。(編集・翻訳/川尻)

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