都市鉄道交通がテーマの国際展示会「メトロトランス2025」が9月18日、東部の山東省青島市で開催されています。中国初の中国標準によるインテリジェント都市間列車が登場しました。

これは中国が都市間レール交通装備分野で新たに重要な突破を遂げたことを示しています。

今回登場した列車は時速200キロの都市間D型車であり、中国標準のインテリジェント都市間列車基盤の下に開発されたシリーズ化商品の一つです。この列車は全次元でデジタルインテリジェント技術を融合し、GoA4レベルの完全自動運転技術を採用し、中国初の時速200キロに達する完全自動運転列車であり、世界最速の全自動運転軌道車両でもあります。デジタルツイン、AIアルゴリズムなどを用いて先進的な一体化インテリジェント運用保守システムを構築し、故障の早期警戒と予測、メンテナンスの判断や支援などの能力を高めました。

紹介によると、都市間鉄道は都市の中心市街地と郊外、周辺の衛星都市をつなぐ高速、大輸送量、路線バスと同等の旅客輸送にサービスを提供するレール交通の装備です。今回登場した中国標準のインテリジェント都市間列車は、京雄快速線(河北省雄安新区-北京大興国際空港)に導入される予定です。運用開始後、列車は北京地下鉄の大興空港線につながり、雄安新区から30分で北京市南部にある大興国際空港まで直通運行され、60分で市内豊台区の麗沢ビジネスエリアにアクセスでき、北京・雄安1時間都市圏の構築に有力な交通手段のサポートを提供します。(提供/CRI)

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