2025年9月24日、台湾メディア・中時新聞網は、日本人のインフルエンサーが台湾にある日本のチェーンレストランについて「日本よりすごい」と称賛したことを報じた。

記事は、日本人インフルエンサーの秋山燿平氏がこのほど、台湾にある牛丼チェーン「すき家」の店舗を訪れた際の感想をSNS上でシェアしたと紹介。

海外の店舗では味が落ち、レベルが下がることの多い日本のレストランにあって、台湾のすき家は「日本の味とほぼ同じでおいしい上に、日本にはない『青菜セット』がある」とし、「私にとって台湾のすき家は日本より素晴らしい」と絶賛して大きな話題を呼んだという。

秋山氏の投稿には多くの台湾人ネットユーザーが共感を示し、「日本に行くと青菜セットがなくてがっかりする」「すき家の野菜は大好きで、追加注文することもある」といった声が上がったほか、香港やベトナムのすき家にも青菜セットや鶏肉丼セットがあるといった情報も寄せられたという。

一方で、一部のユーザーからは「タレは9割方同じだが、牛肉とご飯はやはり(日本よりも)劣る」など、本場日本のすき家の味を支持する声も聞かれたとのこと。

記事はまた、議論が台湾人ネットユーザーの間で日頃から取り沙汰されている、日本の外食における「野菜不足」問題にも波及し、「台湾では野菜がないとダメだ」「日本の外食では生野菜サラダかキャベツの千切りしか選択肢がない」「日本旅行中は食物繊維不足になりがちで、スーパーで漬物を買う」といった声が共感を呼んでいたとも伝えている。(編集・翻訳/川尻)

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