中国市場監督管理総局が9月25日に発表したリポートの『中国有機産品認証と有機産業発展(2025)』によると、中国では2024年、有機産品の売上高が前年比22.79%増の1247億元(約2兆5000億円)に達しました。
中国では有機産業が引き続き力強い成長勢いを維持し、栽培規模、加工生産能力、経営業態の三大分野で多くの飛躍が成し遂げられました。
中国は世界第3位の有機消費市場であり、有機農法耕作地の総面積は350万ヘクタール以上を維持し、世界第5位の有機農業栽培国としての地位は安定しています。
中国では現在までに約1万9000社の企業が有機産品認証を得ており、証明書の発行総量は3万件を超えました。
また、市場監督管理総局が25日に江西省宜春市で行った「2025年全国有機産品認証宣伝週間」の開始式典では、新しい「有機産品認証実施規則」の正式発表が明らかにされました。施行は2026年1月1日で、このことで有機産品への参入基準が全面的に引き上げられます。(提供/CRI)