卓球の国際大会、WTT(ワールド・テーブルテニス)中国スマッシュ2025の男子シングルス決勝が10月5日に行われ、王楚欽がフランスのフェリックス・ルブランを4対0で下して優勝し、今大会の男子シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの三冠を達成しました。

この日、王楚欽は男子シングルス準決勝と決勝の2試合を行いました。

準決勝でチームメートの向鵬と7回苦戦し、辛勝して決勝に進みました。

また、王楚欽は混合ダブルス、男子ダブルスの試合にも参加して、いずれも優勝し、大会全体を通して見ても、最も体力を消費した選手となりました。

今大会は王楚欽にとって通算4度目のWTTスマッシュ男子シングルス優勝です。また、彼は男子卓球史上初めて世界ランキングポイント1万点を突破した選手となり、新たな記録を打ち立てました。今大会では、中国代表が全5種目で優勝を独占する結果となりました。

王楚欽は試合後のインタビューで、「優勝できてとてもうれしい。この大会を通じて自分を大きく鍛えることができ、潜在能力を引き出せたと思う。まだ成長の余地があることも感じた」と話しました。  

さらに、三冠達成については、「前回の三冠はパリ五輪の前で、今回また達成できるとは思っていなかった。昨年の五輪を経て、当時とは心理面も考え方もまったく違う。今の自分はより前向きで健康的で、一連の試合を通じて着実に力をつけていると思う」と話しました。(提供/CRI)

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