中国スポーツメディアの直播吧や懂球帝によると、サッカー元中国代表MFで、20年以上にわたりユース世代の育成に携わってきた馬明宇(マー・ミンユー)氏(55)はこのほど、著名サッカー解説者の黄健翔(ホアン・ジエンシアン)氏(57)との対談で、「数多くのプロ選手や代表選手を育ててきたが、日本や韓国には全く歯が立たない。しかも日韓との差は開く一方だ。

本当に自慢するのも恥ずかしいくらいだ」と語った。

馬氏は現役時代、中国のクラブチームの四川全興と広東宏遠でプレーし、1996年に中国代表に初選出された。2000年8月にイタリアのペルージャに移籍したが、リーグ戦出場の機会を得られず01年2月に中国復帰。02年のワールドカップ(W杯)日韓大会では中国代表主将を務めた。03年の現役引退後は、クラブチームやサッカースクールの経営に携わり、中国サッカー協会の執行委員も務めた。

馬氏の発言について、中国のサッカーファンからは「中国が歯が立たない相手は、日韓だけにとどまらない」「世代から世代へと受け継がれ、今日の姿になってしまった」「クラスで学力的に真ん中くらいの子を上位の子と比べるのはやめて」などのコメントが寄せられた。(翻訳・編集/柳川)

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