ビザ免除政策、出国時の税金還付、支払いの利便性向上などの好影響を受け、中国のインバウンド観光客数が増え続けています。中国国家移民管理局の予測によると、国慶節・中秋節大型連休(今年は10月1~8日)の1日当たりの平均出入境旅客数は延べ200万人を超えたとのことです。

今年の国慶節・中秋節大型連休中、ビザ免除政策や国内の交通インフラの改善などにより、インバウンド観光にも新たな特徴が現れています。外国人観光客はトランジットによる短期滞在ではなく、「複数の都市ツアー」モードをスタートさせ、より長い滞在時間と豊富なスケジュールで、中国観光を堪能しています。

中でも、米国やロシア、カナダ、オーストラリアなど片道の飛行時間が8時間を超える遠い国から訪れる観光客は「一度の中国の旅で多くの都市を回る」傾向があり、高速鉄道に乗りさまざまな都市を行き来し、北京・上海・広州などの大都市から特色ある小さな街まで足を延ばしています。

インターネットプラットフォームのデータによると、これまでに外国人観光客の航空券予約がカバーした都市数は、前年同期に比べ18都市多い171都市に達し、航空券予約件数の伸び率が最も高い上位20都市は、すべて規模が比較的小さい3線都市およびそれ以下の都市に集中しています。

また全国的に見ると、大型連休中、外国人観光客の中国旅行はホテルの予約早期化、滞在期間の長期化、観光の深堀り、地域連動などの特徴が表れたとのことです。(提供/CRI)

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