中国メディアの新聞坊によると、インターネット上でこのほど、男性が赤ちゃんヘビを手に乗せ、周りの人たちに撫でるよう促す様子を映した動画が拡散し注目された。

動画を見た人からは、赤ちゃんヘビがかわいいという声が寄せられた一方で、このヘビは毒ヘビかもしれないと警告する人もいたという。

華希昆虫博物館の館長の趙力(ジャオ・リー)氏は、動画に映っているのは幼いタンビマムシだとし、毒性は成体(体長60~80センチ)に比べると弱いとはいえ、毒量が多く、国内でヘビ咬傷の件数が多く、危害が大きい種類の一つだと説明した。

赤ちゃんヘビを手に乗せ、周りの人たちに撫でるよう促す動画が拡散、専門家「毒性強い」―中国
タンビマムシ

記事は「ヘビに遭遇した場合は、決して近づかず、捕まえたりたたいたりしないこと。かまれた場合は、落ち着いて体を動かさないようにし、ヘビの特徴を覚えておくか、写真を撮って医師が抗ヘビ毒血清を照合できるようにし、できるだけ早く病院に行くこと」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

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