中国メディアの観察者網によると、四川省成都市の竜泉駅区で10日午後3時ごろ、人をかんでけがをさせた野良犬が人に切り付けられる事件が発生した。
竜泉駅区人民政府西河街道弁事処が11日明らかにしたところによると、10日午後2時40分、中型の野良犬が商店に侵入し、店主の飼っていた家禽をかみ、さらに制止に来た店主を攻撃して左腕を負傷させたため、店主は刃物で犬を切り付けた。
負傷した犬はコミュニティーの職員や警察官らによって病院に送られたが、治療のかいなく、農業農村部の委託を受けた第三者専門機関によって処分された。
街道弁事処は今後、区の治安要員である「城管」や警察当局らと犬の管理をさらに強化し、調和の取れた健康的な生活環境を共同で作り出すとした。
SNS上では地べたに座り込むハスキー犬と血だまりが写った画像が拡散していた。(翻訳・編集/柳川)