「世界のスーパーマーケット」として知られる中国浙江省の義烏市場では10月14日午前、「第6世代市場」が開業し、そのシンボルであるグローバルデジタルトレードセンターも運営を開始しました。義烏市場は新たな進化とアップグレードを完了し、従来型の対面方式の取引から、デジタル取引エコシステムへの飛躍的な発展の新たな道を歩みはじめました。
義烏市場のグローバルデジタルトレードセンター建設プロジェクトは2022年に始動しました。施設の建築面積は125万平方メートルで、「新たな商取引」「新たな市場」「新しいランドマーク」という3つの主軸に沿って、「人」「物」「場所」「流通」の4つの核心要素の飛躍的向上を全面推進するものです。施設には市場、ビジネスオフィスビル、商業施設、住居、デジタル取引所ポートの5つの機能エリアが配置されました。うち市場エリアの敷地面積は41万平方メートルで、ファッションと宝飾類、創作玩具、スマート機器など8つの新業種の店舗がすでに入居しました。オリジナルブランドまたはIP(知的財産権)関連品を扱う店舗の割合は57%に達し、場外から新たに参入した業者の割合は約60%に達しています。今後はデジタル化、国際化、近代化、低炭素化といった新たな目標の実現が見込まれています。(提供/CRI)