アフリカの島国・カボベルデが初のサッカー・ワールドカップ(W杯)本大会出場を決めたことが、中国のネット上で話題になっている。

2026年に行われるW杯北中米大会アフリカ予選でグループDのカボベルデは、13日に行われた最終節でエスワティニに3-0で勝利。

7勝2分け1敗の勝ち点23で首位を確定させ、同国初の本大会出場を決めた。

中国メディアの看看新聞は「ヨルダン、ウズベキスタンに続き、今大会で新たに誕生した3カ国目の初出場国となった。アフリカとしては史上14番目の出場国となった」とし、「同国内では祝賀ムード一色となり、政府はこの日を国民の祝日とすることを宣言した」と伝えた。

また、「カボベルデの国土面積は4033平方キロメートルで、2006年ドイツ大会のトリニダード・トバゴの5128平方キロメートルを抜き、史上最小の国となった。これは上海市(6340平方キロメートル)のたった3分の2だ」としたほか、「人口は約53万人で、18年ロシア大会のアイスランド(36万人)に次いで2番目に少ない国だ」とも紹介した。

このほか、「同国は最新のFIFAランクで70位(中国は94位)だが、11年には162位で、当時は中国代表よりもはるかに劣っていた」と伝えている。

中国のネットユーザーからは「中国の通りの周りに住んでいる人の人口と大差ない。これでもW杯に出場できるとは…」「また(中国代表をたたく)ネタにされるな」「振り返ってナマコチーム(中国代表)は…」「14億の中国は?」「人口14億の国はどうした?私が言ってるのはインドのことだ」「マジで恥ずかしいわ」「笑っちゃうよ」「中国代表はマジでごみ」「中国代表はもう解散せよ」「つまり、中国代表が弱い理由は何?」「サッカーの強い弱いと人口って、本当に関係があるの?」といったコメントが寄せらている。(翻訳・編集/北田)

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