米連邦政府機関の「閉鎖」が3週目に突入し、その影響は全米規模で広がっています。ジョンソン米下院議長は現地時間10月13日、今回の政府機関閉鎖が史上最長となる可能性があると懸念を示しました。
米ホワイトハウスは先ごろ、連邦政府の人員削減が相次いで始まったと発表しました。米司法省の文書によると、財務省、商務省、国土安全保障省、教育省など7機関の4000人を超える連邦職員が解雇通知を受け取る見込みです。トランプ政権は、民主党員が優先的に解雇されると発表しました。
また、米スミソニアン協会によると、同協会傘下の数十カ所の博物館や研究センター、国立動物園のすべてが政府機関閉鎖の影響で10月12日から閉鎖されました。
そして、米航空管制官の不足により、航空便の遅延も深刻化し、10月12日には全米で8000便近くが遅延し、270便余りが欠航しました。(提供/CRI)