今年は中国の著名な芸術家、豊子愷の逝去50周年に当たります。「人間の情ーー豊子愷漫画芸術精品展」の開幕式が10月14日午後、東京都内の中国文化センターで開幕し、日本の芸術・書道・美術各界から招かれた数十人が出席しました。

今月17日まで豊子愷の代表的な漫画作品50点を展示しています。

豊子愷は1920年代に日本に留学し、その経験がその後の美術創作に大きな影響を与えました。帰国後に大量の漫画作品を創作したほか、多くの日本の文学作品も翻訳・出版し、中日文化交流の推進において重要な役割を果たしました。

豊子愷の孫で豊子愷研究会の豊羽会長によると、今回展示されている作品50点は、豊子愷の絵画作品に込められた「三つの心」、すなわち「詩意の心」「赤子の心」「平和の心」を反映しています。

豊子愷漫画芸術精品展、都内で開幕

日中友好協会の元常務理事を務めた永田哲二氏は「日中両国の民間の方の交流をもって、日中両国の友好、そしてアジアと世界の平和につなげていくことを本当に心から望んでいる」と述べました。(提供/CRI)

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