中国人民銀行が15日に発表したデータによると、9月末時点の広義マネーサプライ(M2)残高は前年同期比8.4%増の335兆3800億元(約7070兆円)。狭義マネーサプライ(M1)残高は同7.2%増の113兆1500億元(約2380兆円)。

流通現金(M0)残高は同11.5%増の13兆5800億元(約280兆円)。第1-3四半期(1~9月)の純現金供給額は7619億元(約16兆円)。

専門家によると、今年に入ってからM1とM2の乖離幅が明らかに縮小しており、9月にはさらに1.2ポイントまで縮まった。これは企業の生産・経営活動の活発化や個人の投資・消費需要の回復といった前向きな兆しを示している。(提供/人民網日本語版・編集/JZ)

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