報道によると、インドネシア政府はジャカルタ・バンドン高速鉄道プロジェクトの債務再編問題について中国側と交渉中です。また、一部の個人メディアでは「ジャカルタ・バンドン高速鉄道は資金不足で運営困難」と評する意見もあります。

中国外交部の郭嘉昆報道官は10月20日の定例記者会見でこの件について、「高速鉄道プロジェクトを評価する際には財務データや経済指標だけでなく、公共効果や総合的利益も考慮すべきだ」と述べました。郭報道官はまた、「中国は、ジャカルタ・バンドン高速鉄道の高い質の運営をインドネシアと共に継続し、プロジェクトがインドネシアの経済社会の発展と地域の相互接続に果たす役割をさらに発揮させることを望む」と表明しました。

郭報道官はさらに、「ジャカルタ・バンドン高速鉄道は正式開通から2周年を迎えた。この間、安全で円滑かつ秩序ある運行を維持し、累計乗客数は延べ1171万人以上に達し、旅客量は安定成長を続けてきた。経済社会における効果が発揮され続け、現地に多数の雇用を創出し、沿線地域の経済発展を強力に推進したことで、インドネシア各界から評価され、歓迎されている。両国政府はプロジェクトの発展を極めて重視し、双方の関連部門及び企業が緊密に連携することで、高速鉄道の安全かつ安定した運営をしっかりと保障している」と述べました。(提供/CRI)

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