韓国済州(チェジュ)特別自治道は10月18日、済州港第10埠頭(ふとう)でコンテナ航路の就航祝賀式典を開催しました。済州港に国際コンテナ貨物船が入港したのは、1968年に貿易港に指定されて以来初めてです。
韓国の通信社、聯合ニュースが10月19日に報じたところによると、軽工業製品、機械装備など40TEUを積載し、中国東部の山東省青島港を出発したパナマ船籍の国際貨物船「SMC RIZHAO」が18日午前、済州港に入港しました。呉怜勲(オ・ヨンフン)済州道知事、李祥奉(イ・サンボン)済州特別自治道議会議長らは同日午後、港で済州史上初の国際コンテナ定期航路に就航した貨物船の荷役作業に立ち会いました。
「SMC RIZHAO」は同日、済州産ミネラルウォーターや冷凍水産物など計6TEUを積み、青島に向け出航しました。今回の国際コンテナ定期航路の開通は、済州港が国際貿易港として発展するための基礎を築くとともに、済州港の物流コストと貨物輸送時間を約62.3%節約し、済州港の貿易物流環境を大幅に改善することが期待されています。(提供/CRI)