11月5日から10日にかけて上海で開催される第8回中国国際輸入博覧会(輸入博)を控えて、現在は各国からの出展品が中国に到着するピーク期です。10月21日には、輸入博の出展品を搭載したコンテナ船の「中遠フィーリックストウ」が上海港の外高橋ふ頭に到着しました。

搭載貨物には乳製品やココナッツオイル、手工芸品などの特色ある輸入博の出展品が含まれています。

今年の輸入博では、現在までに110余りの国と地域からの企業3200社以上の出展が確認されており、契約された展示面積は36万平方メートルを上回りました。

上海警察は出展品の輸送の利便化に最善を尽くすために、10月22日に5分野20種以上の利便化措置を打ち出しました。これらの措置には、出入境の利便化サービスパッケージの最適化、道路交通機関の最適化、証明書の登録と管理の最適化などがあります。

例えば、証明書の登録と管理の最適化では、証明書の適用範囲が拡大されたほか、博覧会登録システムの締切り期限が10月31日までに延長され、臨時登録用のグリーン通路も開設されました。出入境の利便化サービスでは、外国籍出展者も電子ビザの利用が初めて可能になりました。中国の企業や事業組織が外国籍取引先の出展者の電子ビザを申請すれば、外国籍出展者は「入国用電子ビザ確認書」を利用して中国に入国することができます。全過程にわたるオンライン手続きによって、より便利なサービスを体験できるとのことです。(提供/CRI)

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