最新データによると、中国の風力発電設備容量は15年連続で世界一となり、新規設備容量が年間1億キロワット以上に達する新たな発展段階に入ったとのことです。
中国の風力発電設備メーカーは年初以来、人工知能(AI)を導入した融合型の革新的風力発電設備を新規に発売しています。
中国風力発電企業の関係者婁益民氏は、「新たに開発した世界初のAI風力発電・蓄電一体型機は、独自開発の気象大規模モデルとエネルギー大規模モデルを組み合わせ、スマートな電力『トレーダー』として働き、風力発電所の収益を20%以上向上させることができる」と述べました。
中国では風力エネルギー資源が豊富で、巨大な開発の潜在力を有しています。「三北(西北、華北、東北)」地域の陸上風力エネルギー資源の経済かつ技術的開発可能量は75億キロワットを超え、最低コストの電力供給につながります。また、中国の中部と東南部の陸上風力エネルギー資源の開発量は25億キロワットを超え、地域特性に応じた集約的開発の潜在力が大きいとみられています。
中国再生可能エネルギー学会風力エネルギー専門委員会の秦海岩事務局長は、中国の風力発電事業の発展目標について、2030年までに風力発電の累計設備容量が13億キロワットに達し、2060年までに50億キロワットに達するとの見通しを紹介してくれました。(提供/CRI)











