卓球のWTTチャンピオンズモンペリエ女子シングルス1回戦で、世界ランキング3位の中国の陳幸同(チェン・シントン)がまさかのストレート負けを喫した。
今大会は同1位の孫穎莎(スン・インシャー)と同2位の王曼昱(ワン・マンユー)がそろって欠場しているため陳が第1シードに入った。
中国のネットユーザーからは「お疲れさま」「残念だ。勝負に勝ち負けがあるのは仕方ない。たまに負けたからって大騒ぎする必要はない」「明らかにコンディションが良くなかった」「どうしてこんなことに。遊んでたのか?」「(陳は)自国選手とやる時は強いのにな」「どうりでみんな君を『内戦(国内選手との対戦)でしか力を発揮しない』と言うわけだ」「なんか、やる気なさそうだったな」「全国運動会(11月9日から行われる中国最大のスポーツイベント)に心が行っていたのか」といったコメントが寄せられた。
陳の敗戦について、中国のスポーツブロガー「麦子哥哥QaQ」氏は、「これが現在の中国卓球代表の状況だ。ある程度の高さに到達すると、さらに向上することは非常に難しくなるが、その一方で後に続く対戦相手たちは絶えず進歩している。技術の差が小さくなっていくと、彼ら(相手)の身体的な優位性が発揮されるようになる」と指摘。「女子は孫、王という絶対的な2トップがいるためまだ良いが、男子はそこまで(人材に)恵まれていない」とし、この点がロサンゼルス五輪に向けて中国が解決しなければならない課題だと論じた。(翻訳・編集/北田)











