中国の李強総理はクアラルンプールで10月28日、マレーシアのアンワル首相と会談しました。李総理は、「中国とマレーシアは互いに信頼できる良き隣人であり良きパートナーだ」と述べ、マレーシアがASEAN輪番議長国として重要な役割を果たしていることを高く評価しました。

李総理はさらに、「中国はマレーシアを周辺外交の優先国と常に位置付けており、今後も両国の経済・貿易協力5カ年計画を着実に実施し、経済・貿易の絆を一層強化していきたい。デジタル経済、人工知能(AI)、新エネルギーなど最先端分野での協力の潜在力を掘り起こし、新たな成長エンジンを共に育て、両国民により多くの幸福をもたらすことを目指す」と述べました。

アンワル首相は、「マレーシアは地域と国際問題で中国が果たしている重要な役割を高く評価し、ASEAN輪番議長国のマレーシアの活動に対する中国の強力な支援に感謝する。また、貿易、投資、インフラ、エネルギー・鉱物資源などの分野で中国との協力をさらに深め、産業チェーンとサプライチェーンの安定と円滑な維持を図っていきたい」と述べ、マレーシアに対する中国企業の継続的な投資と事業展開を歓迎する意向を表明しました。

李強総理は同日夜、訪問日程を終え、専用機で北京に戻りました。(提供/CRI)

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