世界的なEコマース大手の米アマゾンは10月28日、約1万4000人の従業員を削減する計画を発表しました。これは業務の効率化と人工知能(AI)の導入を加速するためだということです。

同社の人材体験・技術部門上級副社長のベス・ガレッティ氏は従業員に向けたメッセージで、AIはインターネット誕生以来最も画期的な技術であり、企業に前例のない速度で革新をもたらすと述べました。今回の従業員削減は、優先分野への資源再配分を通じて、会社を「より強くする」ための措置だと説明しています。

アマゾンは今年第2四半期(4~6月)に1677億ドルの売上を達成し、前年同期比で13%の成長を記録しています。ガレッティ氏は、業績が良好であるにもかかわらず、削減が疑問視される可能性があることを認めましたが、「世界は急速に変化しているため、これは必要な措置だ」と述べました。(提供/CRI)

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