神舟21号の有人飛行任務に関する記者会見が10月30日、中国北西部にある酒泉衛星発射センターで開催されました。報道官は、「中国の2030年までに有人月面着陸を実現するという目標は揺るがない」と述べました。
報道官によれば、有人月面着陸計画に関する各研究、開発、建設作業は全体として順調に進んでおり、長征10号運搬ロケット、「夢舟」有人宇宙船、「攬月」着陸船、「望宇」月面着陸服、「探索」有人月面車などについては初期段階の主要作業がすでに終わり、科学研究および応用システムは各飛行任務における搭載機器の計画の設計作業を完了し、発射場、測量制御通信、着陸場などの地上システムの研究開発や建設作業も加速しています。
今年になり、長征10号運搬ロケットの2段目動力システムの試運転や係留点火試験、「夢舟」有人宇宙船のゼロ高度脱出試験、「攬月」月着陸器の着陸と離陸の総合検証試験などが完了しました。今後は「攬月」月着陸機の統合試験や「夢舟」有人宇宙船の熱試験と最大動圧下での脱出試験、長征10号運搬ロケットの低高度飛行試験、技術検証飛行などの試験を行います。
具体的なスケジュールについては、2030年までに中国人の月面着陸を実現するという目標は不動です。ただし、今後も多くの新技術の検証が必要とのことです。(提供/CRI)
 
                         
                             
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                 
                                 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                    










