中国の1~8月のロボット産業の営業収入は前年同期比29.5%増で、産業用ロボットの生産台数は51万2000台、サービスロボットの生産台数は1185万6000台(セット)に達したことが29日、広東省東莞市で開催された2025広東国際ロボット・スマート装備発展大会への取材で分かった。

同大会によると、ここ数年の間に世界のロボット産業が「技術の飛躍、利用シーンの拡大、エコシステムの再構築」という黄金の発展期へと急速に移行している。

中国は世界のロボット産業の重要なプレーヤーだ。ロボット産業の営業収入は2020年の1061億元(約2兆2281億円)から2024年には2379億元(約4兆9960億円)へと倍増した。中国のロボット用精密減速機、高性能サーボシステム、スマートコントローラーなどのコア部品は段階的なブレークスルーを達成した。また、重荷重、溶接、塗装などの高性能産業用ロボットが開発に成功し、ハイエンド分野の空白を埋めた。さらに医療、農業、鉱山、宇宙などの分野でも新たな進展が次々と生まれている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

編集部おすすめ