イスラエル国防省は10月30日、イスラエルとヨルダン国境に設置された安全隔離壁の第1段階の強化工事を今後数週間以内に開始すると発表しました。今回の工事は約40キロメートルの長さを予定しています。

国防省の計画によると、全体のプロジェクトはイスラエルとヨルダンの間の国境線と緩衝地帯や複数の警備区間を含む全長425キロメートルに及び、総投資額は約55億新シェケル(約17億ドル)と見込まれています。

イスラエル側は、ヨルダンとの国境地帯はエジプト、レバノン、シリアとの国境に比べて地形が開けており、相対的に脆弱で、巡回警備の範囲も限られているため、密輸活動の主要な通路の一つとなっていると説明しています。(提供/CRI)

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