韓国の慶州で現地時間11月1日、「2025年APEC首脳宣言」(以下「宣言」)が発表されました。「宣言」は「持続可能な明日の建設」をテーマに、「連結、イノベーション、繁栄」の3つの優先分野を通じて共通の目標を推進する考えを表明しました。

「宣言」は、「アジア太平洋地域は重要な時期にある。世界の貿易システムは大きな試練に直面している。人工知能(AI)などの革新的技術が急速に発展し、人口構造の変化が労働力市場を再構築し、アジア太平洋の経済体(国と地域)に深い影響をもたらしている。我々は経済の統合、イノベーション、協力が地域の繁栄と経済成長のための鍵と認識する。我々はそのために、協力を強化し、経済成長を促進し、すべての人が利益を得るための実際の行動を取るよう呼びかける」と表明しました。

「宣言」はまた、「APECはアジア太平洋地域の最重要な経済協力フォーラムであり、理念のインキュベーター(ふ化器)だ。我々は引き続き『2040年APECブトラガヤ・ビジョン』を導きとし、2040年には開放的で活力があり、強靭(きょうじん)で平和的なアジア太平洋共同体を構築し、アジア太平洋の人々と子孫が共に繁栄することに力を入れていく」と表明しました。(提供/CRI)

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