台湾メディアの三立新聞網は3日、台湾のある小学校が計画している日本への卒業旅行の旅程について、日本旅行の達人が「小学生にとっては興味がないものが多い」とし、改善案を示したことを取り上げた。
記事によると、高雄市岡山区の和平国民小学が来年3月に計画している4泊5日で5000台湾ドル(約2万5000円)の卒業旅行の旅程がこのほど明らかになった。
それによると、初日は高雄の空港を出発して大阪の関西国際空港に到着し、ホテルに宿泊する。2日目と3日目は千年の古都・京都の世界文化遺産を巡った後、兵庫県神戸市の六甲山上にある人工スキー場を経て、大阪市内の免税のドラッグストアで買い物をし、夜は自由行動。4日目はユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行き、5日目は奈良公園でシカと触れ合い、東大寺大仏殿を見学した後、台湾へ戻るというもの。
この旅程について、台湾のSNS上では、費用がわずか5000台湾ドルであることをうらやむ声が多く寄せられた。一方、台湾で「日本旅行の達人」として知られる林氏璧氏は「小学生にとっては興味がないものが多い」と指摘した。
同氏はまず、六甲山スノーパークの2025-26シーズンの営業日は2026年3月8日までなので、(学校は)旅行会社に確認した方がよいと指摘した。
次に、免税のドラッグストアでの買い物は小学生にとっては興味がないだろうとし、大丸梅田店13階の「ニンテンドーオオサカ」や「ポケモンセンターオーサカ」に行くことをお勧めするとした。
京都の神社巡りについても小学生にとっては興味がないだろうとし、保護者の意見も聞いた上で訪問する場所を絞り、余った時間で大阪市の海遊館や神戸どうぶつ王国、京都鉄道博物館、没入型美術館のチームラボ バイオヴォルテックス京都などを訪れてはどうかと提案した。
3日目の夜の大阪市内での自由行動については、保護者が心配するので結局、教師が引率することになるだろうとした。(翻訳・編集/柳川)











