2025年11月3日、韓国・SBSニュースによると、2日夜にソウルで日本人観光客の女性が飲酒運転の車にはねられ死亡した事故と関連し、警察は30代の男を拘束したが、男は3日午後の時点で「まだ酒に酔った状態」だと伝えられた。
ソウル・恵化(ヘファ)警察署は3日午後現在、30代の男の身柄を拘束しており、調べを進めた後に拘束令状を申請する計画だと明らかにした。
男は2日午後10時ごろ、地下鉄・東大門駅の交差点で歩道に突っ込み、横断歩道を渡っていた日本人の母娘をはねた。警察は道路交通法上飲酒運転、特定犯罪加重処罰法上危険運転致死傷の疑いで詳しく調べるとしている。
この事故で50代の母親は心肺停止となり病院に運ばれたがその後、死亡した。30代の娘も膝を骨折する重傷で、病院で治療を受けている。警察の調べによると、当時、男の血中アルコール濃度は免許取り消し基準(0.08%)を超えていた。また、男は泥酔の状態で1キロほど車を運転したとみられるという。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「なぜ酒を飲んでハンドルを握るのか。飲むならタクシーに乗るとかしろ」「飲酒運転による死亡事故の加害者には重い罰が必要だ」「殺人罪として厳罰にすべき」「最低でも無期懲役が妥当」「旅行を楽しんでいたであろうお母さんと娘が、取り返しのつかない悲劇に…」「日本人のお二人、ごめんなさい。この国は飲酒運転の前科があっても大統領になれる国なんです」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











