中国のSNS・小紅書(RED)に「また日本で列に割り込まれた」と題する投稿があり、反響を呼んだ。

投稿者の男性は、割り込んだとみられるスーツケースなど大荷物を持った人物らの写真をアップし、タイトルに続く本文で「なぜいつも中国人なのか。

今回出くわしたのは、標準的な上海語を話していた人たちだ」とつづった。

この投稿に、中国のネットユーザーからは「私もよく中国人に割り込まれる。彼らはルールというものを全く知らない」「私なら『割り込むな』って注意する。英語でね」「分かる。私も英語か日本語で注意する。中国語で注意したら相手は聞かない」「私も浦東国際空港で中国の女の子に割り込まれた。スタッフが制止しても聞く耳をもたなかった。その時、モラルという意識が全くない人間もいるのだと思った」といった声が上がった。

また、「私は日本で免税手続きをする時に中国人に割り込まれた。海外に行ったら少しはルールというものを守ってくれないか」「鎌倉の駅で、私の前にいた上海のじいさんばあさんがICカードもタッチせず堂々とホームに入っていった。係員は何か言いたそうだったけど何も言えなかった。すぐ後ろにいた自分は、とても恥ずかしかった」「日本にいるけど、しょっちゅう同胞に割り込まれて本当にウザい。

そういう連中は店員から列に並び直すように言われることもあるけど、その後、私の順番になった時に私も中国人であることを知った店員は眉間にしわを寄せる」などの体験談も。

あるユーザーは「みんな気付いているか分からないけど、(中国)国内の広告にはある特徴がある。それは『搶(奪う、ひったくる)』という文字が頻繁に使われていることだ。『搶購(奪い合うように購入する)』『搶票(チケット争奪)』など。これはある種の意識を表している。それは、秩序など必要なく、自分さえ良ければいいということだ」と指摘し、多くの共感を集めている。(翻訳・編集/北田)

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