山西省雲岡研究院は、雲岡石窟の第1窟と第2窟の考古学調査報告書の作成を推進するため、11月3日から12月31日まで、第1窟と第2窟を閉鎖すると発表しました。閉鎖期間中、山西省雲岡研究院は考古学調査報告書の文章の校正や写真の追加撮影、測量図の修正などを行います。
雲岡石窟は山西省大同市雲岡区に位置し、世界文化遺産に登録され、南北朝の北魏時代(386~534年)から造営され始め、現在、45個の主要な洞窟には5万9000体余りの仏像が残されています。第1窟と第2窟は雲岡石窟の最東端にあり、西暦471~494年に掘削され、石窟の中央にある塔柱が天井まで直通し、四面の壁には仏龕を開いて仏像を作った典型的な塔廟窟(中央に塔柱を設ける形式)となっています。(提供/CRI)











