中国の有名な氷雪祭である第27回ハルビン氷雪大世界は12月中旬から下旬にかけて正式オープンする予定で、現在全力で準備中です。園内面積は120万平方メートルに拡大し、使用する氷と雪の総量は40万立方メートルとなり、歴代の最大を記録する見込みです。
氷で創られた景観の品質と進捗(しんちょく)を確保するため、貯蔵されていた20万立方メートルの氷が優先的に使用されます。これらと松花江で採取される氷と純白の雪によって、総氷雪使用量40万立方メートルの冰雪のファンタジーワールドを構築していきます。
第27回ハルビン氷雪大世界は多くの面でグレードアップしています。氷彫刻や雪の建造物の数を増やし、さまざまな科学技術の要素を取り入れ、インタラクティブ体験を強化することで、エンターテインメントとパフォーマンスがさらに充実します。特に、観光客に人気の屋外大ステージは今年「ダブルステージ」モードで大幅にグレードアップされます。伝統的な「夢のビッグステージ」は引き続き観客を巻き込んだライブ演出を核に、数万人が一斉にダンスを踊る熱狂的な場面を作り出す一方、新たに計画された「氷雪ビッグステージ」にはハイレベルの国際パフォーマンス要素が組み込まれます。二つのステージの間では氷雪をテーマにした盛大なパレードが行われ、園内全体が連動し、次々と盛り上がる立体的な演出が展開されます。
今回の氷雪大世界の園内には新たに雪上温泉キャンプ場が設けられ、雪上障害物チャレンジやクロスカントリー・スキーなどのインタラクティブなアクティビティが追加されて、観光客の多様なニーズを満たします。
入場券の価格は据え置かれます。規模、業態、サービス面でのアップグレードにもかかわらず、通常の大人入場券は1枚328元(約7000円)のままで、同じ価格で、より充実した質の高い雪遊び体験をゲストに提供するということです。(提供/CRI)











