中国のSNS・小紅書(RED)に2日、「なぜ日本の観光地のチケットはこんなにも美しいのか」との投稿があった。
投稿者の女性は、京都の清水寺、三千院、天龍寺、大阪歴史博物館、立山ケーブルカーのチケットの写真を投稿し、「捨てるのがもったいない(涙)」とつづっている。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「これについては本当にはるかにリードされてる」「日本の美的教育はだいぶ先を行っているな」「日本のデザインの美しさは一貫してトップ」「比叡山のケーブルカーのチケットは入場する時の検札で落ち葉の形に穴を開けてくれるんだよ」「清水寺のチケットは季節によってデザインが変わるんだ」「日本ではチケットどころか、店でもらえる包装用の紙袋でさえ美しい」など、絶賛の声が相次いだ。
また、「(中国)国内の審美観が急激に後退したからね」「中国は今では紙のチケットは少なくなってしまった。みんな電子チケットだ」「中国では今、上から下まで誰が美的教育を重視してるだろうか。教師も生徒も保護者も、誰も重視していない」「中国では美術系は仕事が見つからないからね」「日本の会社は社内にデザイナーがいる。小さい会社でもデザインは外注してきちんとつくる。われわれみたいに社内の誰かに適当に頼むようなことはない」といった意見も。
このほか、自分が訪れた日本の観光地や寺院のチケットの写真をアップするユーザーも少なくなかった。(翻訳・編集/北田)











