台湾メディアの中時新聞網は7日、「日本で購入した商品のレシートは捨ててはいけない」との投稿が注目を集めていると報じた。

記事は「近年、日本には多くの観光客が訪れるようになり、免税価格で購入した商品を転売する事例も出てきている。

こうした状況を受け、日本政府は来年11月から新しい免税制度(リファンド方式)を導入する予定で、旅行者はまず税込価格で商品を購入し、空港で還付手続きを行う必要がある」と説明した。

その上で、最近では新方式の導入に先立ち、日本出国時の確認が以前よりも厳しくなったとの声があるとし、SNS・Threads(スレッズ)の投稿を紹介。先日日本を訪れたという台湾人ユーザーは、台湾に戻る際に空港職員から日本で購入した商品のレシートの提示を求められたことを明かした。

同ユーザーは特に高額のブランド品などは購入しておらず、ドラッグストアで日用品を買っただけだったといい、「なぜ自分が確認されたのかは不明。ランダムで検査されたのかもしれない。レシートは捨てずに必ず保管しておいた方がいい」と呼び掛けた。

この投稿に他のユーザーからは、「レシートはもちろん取っておいた方がいい。空港職員や警察がランダムに検査することがあるから」「以前はほとんど確認されなかったのに、最近は本当に厳しくなった」「自分も空港で確認された」「最近、確認される確率が高い気がする」といった声が上がった。

また、事情に詳しいユーザーは「税関は以前から抜き取り検査を行っており、購入金額が大きい場合は特にチェックされやすい」と明かす一方、別のユーザーは「規定通りに購入していれば怖がる必要はない」とコメントしたという。(翻訳・編集/北田)

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