中国は11月8日、『カーボンピークアウトとカーボンニュートラルに向けた中国の行動』白書を発表し、カーボンピークアウト(温室効果ガスの排出量が増加傾向から減少に転じる)、カーボンニュートラル(排出量が実質ゼロとなる)を推進する確固たる決意と着実な行動について包括的に説明しました。白書は、中国が断固として多国間主義を維持し、「パリ協定」の実施を積極的に推進し、公平かつ合理的で協力とウィンウィンを目指す地球規模の気候ガバナンスシステムの構築に取り組んでいることを強調しています。
白書は、中国が「一帯一路」参加国とのグリーン協力を持続的に深化させ、これまでに34の国とエネルギー協力パートナーシップを確立し、100以上の国・地域とグリーンエネルギー事業で協力していることを示しています。中国のクリーンエネルギー設備は世界の排出削減に重要な貢献をしており、風力・太陽光発電製品は200以上の国・地域に輸出され、「第14次五カ年計画」期間中に他の国の炭素排出量を累計約41億トン削減しました。
さらに、中国は南南協力を通じて、途上国の気候変動対応を積極的に支援してきました。2016年以降、1770億元(約3兆8000億円)超の資金を提供・動員し、43の途上国と55の気候変動協力覚書に署名するなど、責任ある大国の役割を発揮しています。(提供/CRI)











