インターネットプラットフォームのデータによると、2025年の中国の映画興行収入(前売りを含む)が11月10日午前2時12分の時点で450億元(約9738億円)を突破しました。現時点での2025年の興行収入ランキングトップ10は、1位がアニメ映画「ナタ 魔童の大暴れ(ナタ2)」、2位が「唐探1900」、3位が「南京写真館」などとなっています。
今年はこれまでに全国で350本を超える映画が公開され、歴史、コメディー、アニメ、ファンタジー、ストーリーなど多くのジャンルを網羅しています。家族で楽しめる家族向け作品から、個性的な美意識に応える作品までがそろい、「史上最強」といわれた春節シーズンのふたを開け、夏休みシーズンの「多様なジャンルの作品」の爆発、そして国慶節・中秋節シーズンの「複数の作品による競い合い」まで、それぞれの重要なシーズンごとに映画市場のブームを力強くけん引しました。作品の多様化が消費者の映画鑑賞ニーズを満たしています。
今年の春節シーズンは「史上最強の春節シーズン」と言われ、「ナタ2」の爆発的なヒットに加え、さまざまなジャンルの映画が観客に豊富な選択肢をもたらしました。清明節、メーデーシーズンは、多様なジャンルと豪華なキャストによる作品が中国映画市場の持続的な活況をけん引しました。年間を通じて最も長い映画シーズンである夏休みシーズンは映画業界や全国の観客から大きな注目を集めました。今年の夏休みシーズンの作品は歴史、サスペンス、アクション、コメディー、アニメなどの多様な題材を網羅し、年齢層ごとの観客のニーズを正確に捉えました。多様な作品の供給は観客の期待を満たすだけでなく、「国慶節と中秋節に映画を鑑賞する」ことが、家族や友人と一緒の休みの過ごし方の一つとなっています。国慶節と中秋節期間中の映画の興行収入は、18億元(約389億円)を突破し、「志願軍:浴血平和(志願軍:平和のための流血)」、「731」、「刺殺小説家(ゴッドスレイヤー 神殺しの剣)」がトップ3にランクインしました。(提供/CRI)











