高いコストパフォーマンスにより中国雑貨が長年海外で人気を集めています。近年、技術力を生かして製造された中国雑貨は、新しい競争力の表れとなっています。

中国東部浙江省にある義烏国際商貿城にはこのほど、最先端技術を利用したインテリジェントな「小物」が新たに登場し、海外からのバイヤーの注目を集めています。

この小物は多言語に対応できるだけでなく、ユーザーの口調を正確に認識して、より複雑な質問に答えることもできます。もともと普通の縫いぐるみでしたが、継続的なバージョンアップを経て、外観のデザインがよりいっそうかわいくなり、さらに大規模言語モデルと感情認識機能も導入された結果、普通の縫いぐるみからインテリジェントな「付き添い者」に進化し、現在世界市場で人気を博しています。

税関総署の統計によると、今年第1~3四半期(1~9月期)、中国の祝日用品や縫いぐるみ、動物の形をした玩具の輸出額は500億元(約1兆800億円)を超え、200以上の国と地域で販売されており、そのうち多くのインテリジェントなグッズが人気商品となっています。義烏の第6世代マーケットとなる「グローバルデジタル貿易センター」が10月にオープンしました。暮らしやレジャー・娯楽、健康モニタリングなど多くの細分化された分野をカバーするインテリジェントな製品が出回り、世界各地からのバイヤーの注目を集めています。(提供/CRI)

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