エジプトの首都カイロで現地時間11月9日、初の「中国・エジプト投資フォーラム」が開催され、中国とエジプトの企業200社以上が参加しました。フォーラムは、在エジプト中国大使館、エジプト投資・フリーゾーン庁およびエジプト企業家協会の共催で、両国企業の交流・マッチングを促進し、投資協力の新たな成長分野を開拓することを目的としています。

中国の廖力強駐エジプト大使は、「現在、中国はエジプトにとって最も活発で成長が速い投資国の一つとなっている」と述べ、エジプト側の統計によると、エジプトで活動する中国企業はすでに2800社を超えていると紹介しました。

中国商務部の凌激副部長兼国際貿易交渉副代表はあいさつの中で、「両国は伝統産業の協力優位性をさらに強化するとともに、新興産業での協力チャンスを的確に捉え、未来産業における協力の潜在力を掘り起こしていくべきだ」と強調しました。

また、エジプトのエルハティーブ投資・貿易大臣は、「エジプトは両国の投資・貿易分野での協力を、より幅広い領域へと拡大していくことに尽力している」と述べました。

フォーラムでは、エジプト側が投資誘致政策やビジネス環境を紹介したほか、繊維・アパレル、機電・新エネルギー、デジタル経済の3分野で分科会が開かれました。また、中国・エジプト投資作業部会の初会合と、スエズ経済貿易協力区の政府間調整委員会も併せて開催されました。(提供/CRI)

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