ロシアのペスコフ大統領報道官は11月10日の記者会見で、「ロシアはウクライナ紛争の早期終結を望んでいるが、肝心なことは当初設定した各目標を達成することだ。ロシアは依然としてウクライナ問題の政治的・外交的解決にオープンな姿勢を維持しており、それがより望ましいプランだ」と述べました。

また、「目下の前線情勢の変化は、ウクライナ政府の立場が必ず悪化することを明らかに示している。ウクライナ社会では恐怖や不安がまん延しているものの、ロシアの条件で平和の実現を支持するウクライナ国民の数は増えるだろう」との見方を示しました。

ペスコフ氏はまた、「カザフスタンはロシアにとって特別なパートナーであり、モスクワはトカエフ大統領のロシア公式訪問を積極的に準備している。プーチン大統領とトカエフ大統領との会談では、プーチン大統領もこれまでと同様に、前線情勢と調停の進捗状況の最新情報を相手側に伝える。ロシアはカザフスタンがウクライナ問題の調停プロセスを推進する意思があることを承知しており、これを高く評価している」と述べました。

ペスコフ氏はさらに、「クレムリンはハンガリーのウクライナ情勢に関する調停イニシアチブについては認識していない」と述べました。(提供/CRI)

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