北京市人的資源・社会保障局の王清旺(ワン・チンワン)局長は10日に開かれた記者会見で、同市の技能人材は363万2000人に達したことを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

王局長によると、ここ5年間、北京は人材育成強化に尽力してきた。例えば、中国で初となる公認の国際職業資格リストを打ち出した。リストには国際職業資格163件が組み込まれている。また、クラウドコンピューティングや特許公認会計士といった7件の職業資格の国際相互認証を実現した。さらに、「技能が前途を明るく照らす」をテーマとしたトレーニング計画を実施し、社会に向けて、プロジェクト化されたトレーニングリスト130件を公表し、延べ555万人がトレーニングを受けた。

王局長は「第14次五カ年計画(2021~25年)期間中、北京の各級の人的資源・社会保障当局は、高等教育機関卒業生がさまざまなルートを通して就職や起業できるようあらゆる手段を講じ、5年連続で就職や起業する高等教育機関卒業生が増加するよう促す政策を打ち出し、毎年卒業生を対象とした10万ポスト以上を集約して発表してきた」と強調した。

そして、「ここ5年間、北京は先進製造、ウエルネスサービスといった重点分野に焦点を合わせ、『産業・教育・評価』技能エコロジーチェーン15本を構築し、国家級高級技能人材トレーニング拠点17カ所、技能達人スタジオ160カ所を設置した」と紹介した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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