中国の長江デルタ地域、広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)、北京・天津・河北地域では今年1~10月の対外貿易が「新たな分野への進出と高付加価値化」へと進化する傾向を見せており、高い強じん性を見せています。
税関の統計によると、長江デルタ地域の1~10月の輸出入総額は前年同期比6%増の14兆元(約291兆円)に達しました。
一方、広東・香港・マカオグレーターベイエリアでは、中国本土側にある9都市の輸出入総額が同4%増の7兆5200億元(156兆5000億円)となり、過去最高を記録しました。うち機電製品が全体の7割近くを占めており、電子部品は19.5%増、「新三様(新御三家)」と呼ばれる新エネルギー車・太陽光発電・リチウム電池は合わせて32.2%増で、貿易構造の継続的な最適化と高度化が進んでいます。
また、北京・天津・河北地域の1~10月の輸出入総額は3兆9100億元(約84兆円)で、中でも輸出は再び最高を記録し、7カ月連続で成長しています。「一帯一路」共同建設諸国への輸出は全体の6割近くを占めており、新興市場への輸出額は中南米が14.6%、アフリカが31.9%、中央アジア5カ国が40.2%とそれぞれ増加し、多様化し、共に進化し続ける市場配置が持続的に最適化されています。(提供/CRI)











