台湾の番組「食尚玩家」は13日、「韓国旅行の際は注意を!」と記して韓国のコンビニエンスストアで台湾人女性が「悪質会計事件」に見舞われたと報じた。
記事によると、毎年大勢の台湾人が観光で韓国を訪れているが、観光客の増加に伴って外国人観光客がだまされる事件も相次いでいる。
女性はこの店でアイスキャンディーを買おうとしたところ、店員から「時間が遅いので現金しか使えません」と言われたため2万ウォン(約2100円)支払ってお釣りとして6500ウォン(約680円)を受け取った。当時、一緒にいた友人と話をしていてレジの画面をじっくり見ることはしなかったという。
そして、友人が会計する番になって画面に実際の価格とは明らかに違う7800ウォン(約820円)と表示されたのに気付き、友人は商品を返すことを決めた。
2人はホテルに帰った後、「店員にだまされたのではないか」と疑い、再び店に行って同じ商品を購入してその全過程を撮影。すると、「アイスだけはバーコードがスキャンされず、さらに買っていない水の価格が画面に表示された」といい、女性らが翻訳アプリを使って問いただしても店員は曖昧な態度で正面からの説明を避けたという。
記事はこの件について、「言葉が通じず、レートにも詳しくない観光客の弱点を利用し、会計時に別の商品のバーコードをこっそりスキャンして差額を得る手口を使った疑いがある」と指摘した他、女性の投稿にネットユーザーが続々と反応を示したことを紹介。それによると、弘大や釜山、江南などの人気観光地で似たような経験をしたという人は多く、中には「東大門のコンビニで店員が私のお釣りを自分のポケットに入れたのを見た。本来なら言うべきところだが、1000ウォン(約110円)のために言い争うのは時間の無駄」という声もあった。
この他、一部ネットユーザーからは「韓国に限らず他の国でも同様のことは起こり得る」として「海外で買い物する時は必ずレシートを確認すること。購入数が多い場合、同行者と分けて会計することでリスクを減らせる」と注意喚起する声も寄せられたという。(翻訳・編集/野谷)











