中国教育部は12日、「教育大会から1年・教育改革進行中」をテーマにした記者会見を開催した。中国科学技術協会(中国科協)科学技術普及部の任海宏(レン・ハイホン)副部長は会見で、「中国科協が広く科学技術従事者を動員し、青少年の科学的素養の向上に力を注ぎ、科学的精神の育成を重視することで、新時代の科学技術教育に新たな活力と原動力を注入している」と述べた。
任氏は、「中国科協が革新型後継人材の育成を支援している。教員研修の革新的な実施、専門水準認証基準の策定を進め、テーマ別研修、中堅教員交流、博物館と学校の連携実践という三つの特色プログラムを中心に推進。900件を超えるカリキュラム事例を開発し、1万人以上の小中学校の理科教員と40万人近くの青少年科学指導員がオフライン研修に参加し、オンライン視聴回数は延べ1000万人近くに上り、受講者の総合満足度は96%に達した」と述べた。
また、「科学的方法と科学的思考の育成に焦点を当て、大学や研究機関と連携して「科学的手法特訓キャンプ」イベントを1万回以上実施している。さらに、小中高生向けの『英才計画』を継続的に実施している。科学者が『大先生』として高校生の『優秀な人材の卵』を育成する取り組みでは、2013年以来、延べ4100人以上の科学者が指導教員として参加し、これまでに累計1万2827人の革新型後継人材を育成した」と説明した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











