2025世界動力電池大会が11月12日、中国南西部の四川省宜賓市で開幕しました。大会では、中国政府が動力電池について「第15次五カ年計画」(2026~2030年)の特別計画を打ち出し、新型電池産業の発展を推進していくことが明らかになりました。

最新のデータによると、中国の動力電池産業は急速な発展を遂げ、重要なコア技術において画期的な成果を達成しました。特に、電池セルのエネルギー密度は300Wh/kgを超え、15分で急速充電が可能となり、平均航続距離が500キロを突破したとのことです。

次のステップは、動力電池産業の技術的進展と高度化を多方面から推進していくことです。また第15次五カ年計画期間の新エネルギー車・新型電池産業発展計画を策定し、産業発展の指針を明確化します。さらに、応用シーンの拡大、電気自動車(EV)電池交換モデルの革新、車載ネットワーク連携の試験運用を支援します。動力電池のカーボン管理政策システムの確立も検討する予定です。(提供/CRI)

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